本イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。
終了から一定期間がたちましたので、セッション資料を公開しました(2016年1月6日)。
セッション1 よいWebサイトは、よいディレクションから
クライアントのビジネスを成功させるために、Webサイトを通してディレクターは何ができるのか。
単純に綺麗なWebデザインを提供することや、スケジュール通りにWebサイトを仕上げることだけがディレクターの仕事ではありません。
ビジネスパートナーとして、クライアントの商品やサービス、ブランドを誰よりも理解し、ユーザーに伝わるように伝えること。
その上で信頼され、長く一緒にクライアントと同じ方向を向いて仕事をしていけるかどうかが、ディレクターにこれからいっそう求められる能力です。
クライアントとの関係を良好に保ち、成果をもたらすためのディレクション術と、このような取り組みや工夫がデザインにどう生かされるのかを、事例をもとに紐解いてお話しします。
待島 亘(まちしま わたる)
株式会社Gear8 Webディレクター
1985年北海道登別市生まれ、札幌育ち。
大学在学中のアイスランドへの訪問をきっかけに、地元札幌の外国人へのホスピタリティに興味を持つ。卒業後、翻訳会社へ入社し、多言語での翻訳やPRツールの制作に携わる。この時に外国語Webサイトの制作にも関わったことでWebへの興味を抱き、Web制作会社へ。
2012年5月より株式会社Gear8に入社。Webディレクターとしてサイトの企画・設計、ディレクション、プロモーションを行う。クライアントと直接話し、次のステップを一緒に考える仕事。
CSS Nite in SAPPORO実行委員。
セッション2 実例から見る映像コンテンツのワークフローと効果的な導入ポイント
動画元年といわれた昨年の流れをくんで、ますますWebでの動画の利用拡大が見込まれます。
その一方、Web制作の現場では、
「映像コンテンツってどうやって作るの?」
「映像ってWebでどう活かすの?」
など、映像制作やその活用について、まだまだ未知の部分が大きいでしょう。
基本的な映像コンテンツのワークフローやその効果的な導入ポイントを、実例をまじえながら伝授します。
セッション3 結果につながるWebデザインの法則
〜死んだデザインと生きたデザインの差〜
最近のWebサイト制作では、カッコイイだけではなく「結果」が求められること、他社と明確に差別化したいという要望がますます強くなっていることが、数年前と大きく異なる傾向です。
デザイナーは自分が提案したデザインでよい結果が出るのか、あるいは、クライアントの要望どおりに制作したら結果が出るのか、頭を悩ませる毎日です。
このセッションでは、成果の達成のためにデザインをよくするノウハウや、今後のデザインに役に立つ情報やデータを、さまざまな事例をまじえて解説します。
李 優未(り ゆみ)
有限会社リーグラフィ 代表取締役
韓国ソウル生まれ。日韓バイリンガル。 弘益大学校美術学部(韓国)、デジタルハリウッド東京本校卒業。 1996年、東京に留学したのち、日本国内で複数のゲーム会社に勤務。 2000年に札幌に移住し、翌年よりSOHOとして活動を開始。
2005年、有限会社リーグラフィを設立。 日本・韓国において、Web制作、プレゼンテーション制作、デザイン全般、アートイベントなどをおこなうデザインマネージャー/経営者として活動。2001年から2008年まで、札幌デジタル専門学校、デジタルハリウッド札幌校でコンピューターグラフィックスやSOHOセミナーの講師を担当。
2009年から、韓国・ソウルで「CSS Nite in SEOUL」を主宰、実行委員を兼務。2012年3月の「Vol.3」、2013年4月の「Vol.4」と、参加者が300名を超え、韓国でも一大注目のセミナーイベントに成長。
CSS Nite in SAPPORO実行委員。
セッション4 サイトパーソナリティに大きく影響する“テキスト、フォント、タイポグラフィ”の着眼点
「テキスト、フォント、タイポグラフィ」の選び方は、ひとつの正解があるわけではありません。
生真面目な人、ほんわかした人、チャラい人、いろいろなキャラクターがいるように、サイトや実店舗にもキャラ設定があり、それにあったものが必要です。
- どのようなことばを選ぶのか
- 漢字にするのか、ひらがなにするのか、カタカナにするのか
- どんなフォントを選ぶのか
- フォントサイズや行間、また、文字同士の間隔はどのように扱うのか
など、Webデザインだけでなく、広義のデザインを行う上での「テキスト、フォント、タイポグラフィ」の着眼点について、実例を挙げて解説します。
鷹野 雅弘(たかの まさひろ)
Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。2015年から大阪芸術大学 客員教授。
2005年からCSS Niteを主宰。日本全国、および海外に展開し、420回を越える関連イベントを通して、のべ5万名を超える方が参加している。
テクニカルライターとして20冊以上の著書を持ち、総販売数は15万部を超える。主な著書に『10倍ラクするIllustrator仕事術(増強改訂版)』(共著、技術評論社)、『Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術』(共著、ソシム)、『よくわかるDreamweaverの教科書』(共著、マイナビ)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(マイナビ)など。
『10倍ラクするIllustrator仕事術』のプロモーションのため、47都道府県をまわる全都道府県縦断セミナーツアーを2014年10月から実施中。
セッション5 顧客から愛されるためのインバウンドマーケティング
営業とマーケティングに劇的な変化が起こっており、BtoB業界の従来の「営業」は絶滅する、とも言われています。
顧客の初期活動がオンライン調査からはじまっている中で、これからの企業のマーケティング活動はどう変化していくべきでしょうか?
「顧客にとって有益なコンテンツを作成し、見つけてもらい、ファンになってもらうには?」
ビジネスの根幹となりうるWebマーケティングについてお話しします。
田村 慶(たむら けい)
株式会社24-7 代表取締役/株式会社マーケティングエンジン CEO/株式会社エル・エム・ジー 取締役
東海大学大学院、デジタルハリウッド札幌校卒業。2003年よりフリーランスでWeb制作事業をはじめ、2005年に株式会社24-7を札幌で創業。
第1回 CSS Nite in SAPPOROの主催や、2011年に北海道初のコワーキングスペース「Garage Labs」を開設し、北海道、東京、シンガポールを拠点とした活動を行う。2014年1月に本社を札幌から東京に移転。
2013年から米国HubSpot社の認定パートナーとして取り組んでいた、インバウンドマーケティング支援サービスに事業を集中させる。2015年2月に同プラチナパートナーのマーケティングエンジンのCEOに就任。現在、インバウンドマーケティング支援・WEBサイト構築・コンテンツ制作事業を行っている。
セッション6 コンバージョンを考えたコンテンツ戦略とサイト設計
Webサイトに対して、コンバージョン(成果)への直接的な貢献がシビアに求められる時代になりました。コンテンツも、ビジュアルデザインも、マーケティングも、コンバージョンというゴールに向かってどのように設計し、実現するかが問われています。
しっかりとしたコンテンツをつくればよい、という「プロダクト・アウト」の発想ではなく、消費者の求める情報とチャネルにあわせる「マーケット・イン」の発想と、コンバージョンにつなげるための入念な動線設計が、コンテンツ制作では不可欠です。
クライアント企業のビジネスゴールから必要なコンテンツを導く方法と、コンバージョンのための設計やコンテンツに関するさまざまな工夫を、実際の案件資料や事例をお見せしながら解説します。
益子 貴寛(ましこ たかひろ)
株式会社サイバーガーデン 代表取締役
1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。学生、社会人と長らく過ごした東京を離れ、2011年6月より北海道旭川市に在住。
Webサイトの企画、設計、プロジェクトマネジメント、リスティング広告、ランディングページ設計、SEO、メールマガジン制作などのWebマーケティング全般を担当。東京、名古屋、札幌などの企業でWebを中心としたプロジェクトを手がける。
主な著書に『Web標準の教科書』(秀和システム)、『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(共著、マイナビ)、『ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック(Web検定 公式ガイドブック)シリーズ』(監修・執筆、ワークスコーポレーション)など。