CSS Nite in SAPPORO, Vol.16 フォローアップ(6)「コンバージョンを考えたコンテンツ戦略とサイト設計」(益子 貴寛)

2015年5月31日(日)、東札幌・ICC Cross×Gardenで開催したCSS Nite in SAPPORO, Vol.16「ビジネスのためのWebデザイン」のフォローアップとして、益子 貴寛(サイバーガーデン)による「コンバージョンを考えたコンテンツ戦略とサイト設計」の資料を公開します。


スライド/音声


動画

※ デスクトップやタブレットでは、右下の「Vimeo」から、大きなサイズで見られます


フォローアップメッセージ

セッション6「コンバージョンを考えたコンテンツ戦略とサイト設計」を担当した、サイバーガーデンの益子です。

ひとくちに「Web制作」といっても、仕事の幅が広がっていること、特にマーケティングや広告の分野がひと昔まえと大きく異なることは、みなさんが感じているとおりです。

マーケティングという美名に酔うことなく、しかし、きちんとキャッチアップすることが、Webづくりに関わるすべての人に求められると思っています。

以下、アンケートでいただいた質問に回答します。

Q

対象ページのみSSL対応でもよいと思っているのですが、サイト全体をSSL化するのと大きく異なるのでしょうか?

A

共用SSLではなく、独自SSLを前提にすれば、SSL証明書の取得やサーバへのインストールという面では、実は大きく変わりません。

ただ、システムやサイト設計、ページ単位でさまざまな調整が必要かもしれず、フルリニューアルにあわせて実施するのが現実的だと思います。

SSL化に関するさまざまな疑問については、まず次の記事を参考にしてみてください。
http://goo.gl/hltgyd

モアリビングが全面SSL化に踏み切ったのは、実は公開(3月2日)の2週間ほどまえでした。

Googleが、そのページがSSLかどうかを評価項目に含めている、ということは、たしかにひとつの「あと押し」になったのですが、Webの世界がそっちの方向に流れている、ということを、発注側と受注側の双方で意識合わせできたのと、2週間ほどあれば導入に踏み切れるだろうと、こちらで考えていたからです(SSL証明書の取得やサーバへのインストールそのものは、1週間くらいあればOKですが、余裕をもって)。

一方、Web検定のサイトは、企画当初から全面SSL化を決めていたのですが、サーバを変更したり、そのサーバでのSSL証明書の運用ルールがちょっと特殊だったりで、直前でかなりゴネてしまい、公開後の数日間、サイトに接続できない期間が発生してしまいました。

全面SSL化やURLの正規化(httpからhttpsへ)は、サイト全体へのインパクトが大きいことなので、関係者のコンセンサスを得たり、しっかりと準備するのはもちろん、いざ実施するとなったら、よい意味で「疑り深く」進めましょう。

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