CSS Nite in SAPPORO, Vol.5 フォローアップ(2)「ビジネスとしてのWebデザイン 〜発注のおきるメカニズム〜」(鷹野 雅弘)

2012年8月26日(日)、札幌パークホテル B2F パークプラザで開催した、CSS Nite in SAPPORO, Vol.5「マーケティング発想のWebプロジェクト」のフォローアップとして、鷹野 雅弘(スイッチ)の「ビジネスとしてのWebデザイン 〜発注のおきるメカニズム〜」の資料を公開します。


フォローアップメッセージ

ご参加ありがとうございました。

今回、やっぱり林 千晶さんのセッションがすごかったですよね。ちょっとウルっと来てしまいました。

CSS Niteでは、ここ数年ベスト・セッションを選出しているのですが、今のところ、2012年の中のベストです。

* * *

さて、私のセッションについて、少し補足させてください。

関谷さんのセッション内で「見積を何度も行う」というくだりがありました。お金というよりは、工数的な意味合いですが。

案件ごとのプラマイ計算も大事ですが、私の場合、このあたり基本的に無頓着で、「言い値で気持ちよく受ける」ことを信条にしています。(あまりにも...のときには、もちろん渋りますが...)

自分が人に仕事を出すとき、「このくらいのボリュームを、いくらで、いつまでに」を伝えますが、やっぱり、金額で交渉されるより、とりあえず、引き受けていただけるとありがたいものです。

そんなこともあり、私自身は、提示された場合には、ほぼ金額交渉をすることはありません。「仕事がまわる」という感覚を大事にしています。言い換えれば、案件ごとに利益を追求せず、事業全体で仕事が安定し、黒字であればOKという、悪くいえば「ドンブリ勘定」でまわしています。

制作の場合などには、「今、これはいらないから、次のステージにやることにして」と、金額を減らす提案もすることもよくあります。

もちろん、「金額に見合うか」はざっくり計算していますが、それよりも自分のパフォーマンスを上げることだったり、コンスタントに仕事が発生することが重要ではないかと考えています。

最後にひとこと。

大きくなると親以外に、苦言を言ってくれる人はほぼいなくなります。こんな時代ですので、上司でさえ、あまり注意してくれません。叱ってくれる人、注意してくれる人を大切にしよう。

また、お会いできるのを楽しみにしています。

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