CSS Nite in SAPPORO, Vol.15 フォローアップ(1)「"地方"に効くHTML5」(千野 朋樹)

2014年10月26日(日)、東札幌・ICC Cross×Gardenで開催したCSS Nite in SAPPORO, Vol.15「先どりWebトレンド2015」のフォローアップとして、千野 朋樹(ノースダイヤル)による「"地方"に効くHTML5 ~ローカルな案件での提案力をアップする、HTML5の活用法~」の資料を公開します。


スライド/音声


動画

※ デスクトップやタブレットでは、右下の「Vimeo」から、大きなサイズで見られます


フォローアップメッセージ

今回は主に「地方とWeb」的な観点からお話しさせていただきました。

最後に触れた"地方消滅"の話。

何か現実味の無い話にも聞こえます。僕がこの話を聞いたとき、まず思い出したのは財政破たんした夕張市の事例でした。僕の父親は実家が夕張だったので、幼い頃は僕も夕張の祖父母の家によく遊びに行ったものです。

しかし、かつての祖父母の家も、朽ちるがままの廃墟と化した現在の夕張の姿は、僕にとっても悲しい光景であり、また「知りたくなかった」現実でもあります。

そして、こうした悲しい姿は、あるいは2040年という 未来の(僕が今働いている)恵庭市の姿かも知れませんし、 皆さんの故郷の姿なのかも知れません。

そんな悲しい未来を現実のものとさせないためにも、Webに携わる僕たちにできることが、きっと何かあるはずです。

またHTML5 APIですが、セッションではテクニカルで具体的なお話できず、そうしたお話を期待されていた方には申し訳なく思っています。このメッセージを書いているまさに今日(29日)、HTML5がW3Cより"勧告"されました。

このこともあり、2015年はHTML5とそのAPIがますます普及していくことと思います。

APIの中でも現在地の緯度経度情報を取得する"Geolocation API"は、アプリのみならずスマートフォン用のWebサイトにおいても利用シーンが増えてくるでしょうし、すでに使ったことのある方も少なくないかと思います。

APIで具体的にどのようなことができるのかを、手早く見てみたいという方は、下記のサイトをご覧いただければと思います。

HTML 5 Demos and Examples
(API以外のサンプルも掲載されています)

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