本イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。
終了から一定期間がたちましたので、セッション資料を公開しました(2014年2月21日)。
セッション 1 Googleの変化から理解するSEOのトレンド
2012年は、SEOに携わる人たちにとって大きな変化のあった年でした。
過去に効果がある、とされていたウラ技的なSEOが徐々に通用しなくなり、SEOが難しくなった、と言われるようになりました。しかし、これはいま、求められているSEOが変化してきていることでもあります。
このセッションでは、Googleの対応や、検索エンジンの変化から、いま必要とされているSEOの知識、行うべきこと、すでに行うべきではなくなったことを、SEOのトレンドを通してお話しします。
伊藤 公助(いとう こうすけ)
SEOディレクター
1981年、北海道生まれ。出版社で自社メディア運用、制作、サーバー管理や、大規模なECサイトや情報サイト制作から、小規模な飲食店、商業施設のサイト制作を経験し、学校法人広報でインハウスのWebマーケティング担当者(ほぼ何でも屋)を経て、SEO業界へ転職。
多様なサイト制作に携わる中で、Webサイトの集客の必要性・重要性を感じ、SEOディレクターとしてさまざまな規模のサイトのSEO・SEM施策に携わる。
SEOを行う上での信念は「いまだけではなく、この先も資産になるSEO」。
2011年1月よりSEO・SEM情報を発信するブログ「SEO Imagination!ブログ」と、平日にSEO情報をまとめて配信しているFacebookページを運営。
セッション 2 ショートセッション
サイトリニューアル時のSEO
Webサイトのリニューアルのときには、現状のWebサイトの課題を把握するだけでなく、ビジネスへの貢献度と役割の再検討が求められます。
特にSEOの方針決定が不可欠であり、Webサイトをどのようにビジネスに役立てられるかをしっかりと考え、周りの人たちに理解してもらうことが大切です。
SEOの観点から「サイトリニューアルの前後に、とりあえずこれだけはやっておこう」ということを、ショートセッションでコンパクトにお伝えします。
益子 貴寛(ましこ たかひろ)
株式会社サイバーガーデン 代表取締役
1975年、栃木県宇都宮市生まれ。早稲田大学大学院商学研究科修了。学生、社会人と、長らく過ごした東京を離れ、2011年6月から北海道旭川市に在住。
Webサイトのコンサルティング、企画・設計、改善提案、制作業務、執筆、教育活動に従事。「商人」かつ「職人」として働く。
主な著書に『Web標準の教科書』(秀和システム)、『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』(同)、『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(共著、マイナビ)、『変革期のウェブ』(共著、同)、『ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブックシリーズ』(監修、ワークスコーポレーション)など。
セッション 3 ウェブ解析でSEOの検証はどうすればいい?
ウェブ解析を活用したSEOの課題発見、改善手法を事例をもとに伝授。また、検索キーワードの取得が難しくなる昨今、どのように検証をしていけばよいか、ウェブ解析の設計についてもお話しします。
則田 貴浩(のりた たかひろ)
ウェブ解析士事務所ウィージェント代表
Webアナリスト
SEO会社で大手人材派遣、英会話スクールなど約300社のSEOコンサルティングに従事。独立後、現在、WEBコンサルティングを軸にサービスを提供するかたわら、WACA公認ウェブ解析士認定講座やGoogleアナリティクス講座などを運営し、北海道内のウェブ解析・アクセス解析領域の人材育成に努めている。
2012年9月発売の書籍『デジタルマーケティング教科書 ウェブ解析士 この1冊でバッチリ! 仕事の基本と試験対策』執筆協力、2012年7月開催のさっぽろ雇用創造協議会主催「Webサイトパワーアップセミナー」でアクセス解析担当講師。
セッション 4 ショートセッション
"どこから手を付けていいかわからない" から卒業する
サイト改善の初歩とA/Bテストの使いどころ
アクセス解析を見てサイトを改善する! A/Bテストをやってみる! そう決めたけれどどこから手を付けていいかわからない、という方も多いでしょう。まず一番に大事なのは、データを前に混乱しないこと、問題点を切り分けて道具の使いどころを把握することです。
- 使い勝手が悪いのか、コンテンツが悪いのか問題点を切り分ける
- すぐ改善できるところ、すぐには改善の方法がわからないところを整理する
- 考えてわからないところはA/Bテスト
- アクセス解析だけではわからないユーザ像の把握にもA/Bテスト
それぞれの段階で必要な考え方について、事例をもとにお話しします。
古荘 貴司(ふるしょう たかし)
株式会社日本情報化農業研究所 代表取締役
京都大学大学院情報学研究科システム科学専攻修士課程修了。大学院では交通渋滞、交通事故に関する行動心理学の研究を行う。大学院修了直後の2005年、株式会社日本情報化農業研究所を設立、代表取締役就任。
2008年2月オープンソース汎用CMS「SOY CMS」を公開(大韓民国政府知識経済部主催の「Open Source Software Challenge 2009」金賞受賞(International Division)。
CMSの導入支援を多数行うなかで「限られた運用リソースでいかに成果を上げられるか?」という問題に直面し、その解決策のひとつとして2012年Webサイト改善ツール「BananaAd」を開発、公開。
セッション 5 ひとりでもできる、理想のSEO
人工リンクでのSEOが行ないづらくなったいま、SEOで成果を上げるためにはサイト設計やコンテンツ制作、リンク構築などさまざまな領域で施策を行なう必要があります。
しかし、SEOだけに取り組める人はあまりいません。日々の業務の中でどのようにSEOを行なっていくべきか、多くの方が悩まれているのではないでしょうか。
このセッションでは、札幌の小規模Web制作会社でWebディレクターとしてSEOに取り組んだ経験をSEO専門家の視点で振り返り、Web制作会社や企業サイトのWebマスターがSEOを行う具体的な方法や、実務の中で進めるSEOの学び方をお話しします。
辻 正浩(つじ まさひろ)
Search Engine Optimizer
1974年、北海道生まれ。TVゲームの営業を経て、札幌市で2002-2007年に各種広告制作業務を行う。主に取り組んだWebサイト制作ではほぼ全領域の業務を行い、特に2003年にはじめたSEOを得意にするようになる。
2007年、SEOを突き詰めようと株式会社アイレップに転職。SEOの専門家としてさまざまなWebサイトのSEOを担当する。2011年10月にフリーランスとして独立。WebサービスやECサイト、企業サイトのSEOに取り組んでいる。特に大規模サイトを得意とし、日本有数の大規模サイトのSEOを複数担当している。
Webマスターとユーザー、検索エンジンの3者が利益を受けるSEOを信条に活動中。
トークセッション SEOぶっちゃけトーク
事前に参加者からいただいた質問をもとに、出演者が回答、ディスカッションをします(モデレーター:鷹野雅弘/パネラー:出演者全員)。
ご質問はこちらのフォームからどうぞ 募集は終了しました。
SEOに関して、日々疑問に思っていることや困っていること、気になっていることなどをお寄せください(時間の都合上、すべてのご質問を扱えるわけではありませんのでご了承ください)。
鷹野 雅弘(たかの まさひろ)
株式会社スイッチ
Webサイトの構築やコンサルティングを中心に、WebやDTPに関しての講演やトレーニングのほか、書籍の企画や編集、スクールなどのカリキュラム開発も手がける。
2005年からCSS Niteを主宰。日本全国、および海外に展開し、300回を超える関連イベントを通し、のべ40,000名を超える方が参加している。
テクニカルライターとして20冊以上の著書を持ち、総販売数は14万部を超える。主な著書に『よくわかるDreamweaverの教科書』(共著、マイナビ)、企画編集を行った書籍に『現場のプロから学ぶXHTML+CSS』(マイナビ)など。